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シンポジウム・研究集会の案内
2004年度春季プランクトンシンポジウム
「クラゲ類の大量発生−現状、機構、生態系への影響と対策」
   
主  催
日本プランクトン学会
共  催 日本海洋学会、日本付着生物学会

コンビーナー

広海十朗(日本大学) ・ 石井晴人(東京海洋大学)

趣  旨

クラゲ類の大量発生が水産業や電力産業に与える被害は甚大である。クラゲ類の大量発生はまた、魚類からクラゲ類を頂点とするような食物連鎖型へとシフトさせる結果、資源生産性のみならず海洋環境にも多大な異変をもたらす恐れさえある。このようなことから、(1)大量発生の機構は?(2)大量発生の予知・予測は可能か?さらには、(3)大量発生の有効な防除策は?などの諸問題の解明に向け私たちは対応しなければならない。とはいうものの、これらの疑問に対して現時点でどれだけの答えを私たちは持っているのだろうか?あるいは、これらの問題を解決するために当面取り組むべき課題は何であろうか?このような視点から、本シンポジウムではクラゲ類の大量発生を巡る知見の現状を先ずは整理し、加えて緊急に取り組むべき課題を浮き彫りにし、もって今後のクラゲ研究の発展ならびに海洋環境の保全に資することを目的とする。

日  時

2004年3月26日(金) 10:00 - 16:30

場  所

筑波大学 第二学群棟 2B412
プログラム
10:00-10:10 開会挨拶と趣旨説明
  日本プランクトン学会会長 上 真一(広島大学))
  沿岸産業に与える被害の現状      座長 石井晴人(東京海洋大学)
10:10-10:30 (1) 水産業への影響−相模湾
  木下淳司(神水総研相模湾試験場)
  広海十朗(日本大学)
10:30-10:50 (2)    〃   −瀬戸内海
  永井達樹(瀬戸内水研)
10:50-11:10 (3)    〃   −日本海のエチゼンクラゲに関して
  飯泉 仁(日本海区水研)
11:10-11:30 (4) 電力産業への影響
  滝沢正登(東京電力)
  大量発生の現状      座長 西川 淳(東大海洋研)
11:30-12:05 (5) 魚探を用いた東京湾における現存量調査
  稲垣 正(東大海洋研)
  広海十朗(日本大学)
12:05-12:40 (6) 宇和海におけるミズクラゲ出現量の経年変動と中型動物プランクトンに及ぼす捕食インパクトの推定
  青山昌史・上真一(広島大学)
  武岡英隆(愛媛大学)
12:40-13:50 --- 昼食 ---
  大量発生機構と生態系に及ぼす影響      座長 木下淳司(神水総研相模湾試験場)
13:50-14:25 (7) 東京湾におけるミズクラゲ生残数の変化−卵から成体クラゲまで
  石井晴人・小川千春(東京海洋大学)
14:25-15:00 (8) クラゲ類のプランクトン生態系に及ぼす影響
  広海十朗(日本大学)
  粕谷智之・石井晴人(東京海洋大学)
  対策と有効利用      座長 広海十朗(日本大学)
15:00-15:20 (9) クラゲ類の分解処理技術
  柳川敏治(中国電力)
  小串泰之(三菱重工)
  尾崎浩司(愛媛大・沿岸セ)
  三好達夫・星井大樹・森川良雄
  長沼 毅(広島大学)
15:20-15:40 (10) 水産初期餌料としての有効利用
  橘高二郎(根室市水産研究所)
15:40-16:20 (11) 総合討論:
  コンビーナー
16:20-16:30 閉会挨拶
  広海十朗(日本大学)

総会と懇親会のお知らせ

  シンポジウム終了後、同会場にて2004年度日本プランクトン学会総会を行います。
総会終了後、懇親会を予定しております。