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シンポジウム・研究集会の案内
2024年プランクトン学会春季シンポジウム
「プランクトン類の飼育と研究〜飼育は研究の限界突破〜」
   

主  催

日本プランクトン学会

開 催 日

2024年3月15日(金)14時00分〜17時30分
   3月16日(土)10時00分〜15時40分

場  所

東京海洋大学品川キャンパス・白鷹館 (zoomによるハイブリッド形式)

コンビーナー

三宅裕志 (北里大学)・若林香織 (広島大学大学院)
趣旨  生物学において,いつでも得られる実験動物や,実験室レベルで培養方法が確立された研究対象種である場合は,様々な研究を進めることが出来る.しかし,そうではない場合,研究対象種の飼育や培養方法の確立が必要となる.また,培養方法が確立されている生物では,大量に培養する方法の確立も求められている.
 さらに,分子生物学的手法が発達し,系統分類などが推定されている.しかし,実際に飼育できると,生活環の細かいところ見ることが可能となり,その実証や謎が解けるようになる.また,生理学的手法においても,明らかになったことが生体の中で,実際にどのようにどう働いているのかを,対象生物を飼育して確認する必要がある.このように最終的には生物研究の根源とも言える生物の飼育に行きつき,生物飼育の重要性がうかがえる.
 研究成果を性急に求められる昨今,飼育方法が確立されていない生物の飼育研究は難しいと思う研究者は多いと思われる.しかし,飼育が困難であると考えられている生物の研究においては,飼育が可能となれば,研究が一段と進むようになる.生物の飼育は,研究のボトルネックのひとつである.
 本シンポジウムでは,特に高度な飼育技術が求められるプランクトンの飼育に取り組み,新たな展開を生み出そうとする研究者が一堂に集まる.そして,プランクトン飼育のネットワークを構築し,さらにそれを利用したいという研究者が繋がる場を提供し,研究の限界突破となるきっかけを作ってゆきたい.
プログラム
3月15日(金)
13:00-14:00 受付 (現地参加者,オンライン会議入室時間)
※配信用のオンライン会議入口は後日提供します
14:00-14:05 開催挨拶 大塚 攻 (日本プランクトン学会会長)
14:05-14:10 趣旨説明・開催案内 三宅裕志・若林香織 (シンポジウムコンビーナー)
14:10-14:40 浮遊性有孔虫の飼育実験とその先にあるもの 高木悠花 (千葉大学)
14:40-15:10 Effects of Food Quality on Crustacean Zooplankton Life History Performance Amare Mezgebu (滋賀県立大学)
15:10-15:40 通年展示に向けたマミズクラゲの飼育 西中美咲 (山梨県立富士湧水の里水族館)
15:40-16:00 休憩
16:00-16:30 有櫛動物の効率的な大量繁殖方法 池田周平 (鶴岡市立加茂水族館)
16:30-17:00 外洋性オタマボヤの飼育装置の工夫〜いかに水を攪拌するか〜 佐藤 力 (水産研究・教育機構 水産資源研究所)
17:00-17:30 オオタルマワシの飼育と繁殖に向けた取り組み 渡部 舞 (新江ノ島水族館)
18:00-20:00 懇親会
 
3月16日(土)
10:00-10:30 シラスの展示と累代繁殖 樋口理紗 (新江ノ島水族館)
10:30-11:00 深海性甲殻類幼生の飼育から見えてくるもの 三宅裕志 (北里大学)
11:00-11:30 タカアシガニ幼生の飼育研究〜成長過程と飼育条件〜 岡本ー利 (マリンオープンイノベーション機構)
11:30-12:00 ウチワエビ類の種苗生産:幼生の自然生態を模倣した挑戦 若林香織 (広島大学大学院)
12:10-13:30 休憩
13:30-14:00 有用性探索から大量培養,そして,事業化まで〜微細藻類バイオファウンドリを活用した 取り組み〜 金本昭彦 (オーピーバイオファクトリー株式会社)
14:00-14:30 新規浮遊揺動型バッグリアクターによる高付加価値微細藻類の大量培養 戸田龍樹 (創価大学)
14:30-15:00 海産カイアシ類の培養技術研究 山佳樹 (横浜国立大学)
15:00-15:30 総合討論
15:30-15:40 閉会の辞
<日本プランクトン学会総会のお知らせ>
シンポジウム終了後(3月16日16:00〜)に,2024年日本プランクトン学会総会を行う予定です.
3月15日の講演終了後に懇親会を予定しています.