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シンポジウム・研究集会の案内
「駿河湾と伊勢湾のプランクトンと漁海況ー開放的湾と半閉鎖的湾の比較ー」
------2001年度春季プランクトン研究集会(last Update Aug 2001)
 
主催 日本プランクトン学会
共催 日本海洋学会
世話人 関口秀夫 (三重大・生物資源)
澤本彰三 (東海大・海洋)
日 時 2001年9月22日(土) 9:20〜17:00
場 所 グランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター) 日本海洋学会創立60周年記念大会 第2会場
趣旨 黒潮の影響をさまざまに受けている本州太平洋側の沿岸・内湾水域のなかには、東京湾、伊勢湾および大阪湾のような半閉鎖的水域と駿河湾のような開放的水域がある。今回の研究集会において、閉鎖的湾の代表として伊勢湾を、開放的湾の代表として駿河湾を取り上げる。これら両湾は、水深等の地形的特徴、外海沿岸水さらには黒潮系暖水と湾内水の海水交換の規模やその交換過程、また富栄養化においても対照的である。これら両湾においては、すでに数十年におよぶ「沿岸浅海定線」海洋観測の実績があり、観測データも蓄積されている。しかし、残念ながら、これらの貴重な資料が十分に活用されてきたとは言いがたい。このような対照的な両湾の海況、プランクトン群集さらには漁業の実態と相互の関連を解析し、それらの解析結果を踏まえて、両湾の生物海洋学的な比較をおこなう。
プログラム 09:20〜09:30 開会挨拶 日本プランクトン学会会長 上 真一(広島大)
09:30〜09:40 趣旨説明 関口秀夫 (三重大)
座長  関口秀夫(三重大)
09:40〜10:25 駿河湾の海況変動  稲葉栄生(東海大)
10:25〜11:10 駿河湾の生態系モデルの構築はなぜ難しいか  中田喜三郎(東海大)
11:10〜11:55 駿河湾のマクロプランクトンの組成と湿重量の年変動  澤本彰三 ・ 久保田正(東海大)
11:55〜13:00 昼食
13:00〜13:45 駿河湾のサクラエビ漁業と漁獲量の年変動  小林憲一(静岡県水産試験場)
座長  澤本彰三(東海大)
13:45〜14:30 伊勢湾の海況とその変動  藤原建紀(京都大)
14:30〜15:15 伊勢湾のプランクトン(クロロフィル量、マクロプランクトン種組成・湿重量)の季節・年変動  藤田弘一 ・ 久野正博(三重県水産技術センター) ・ 山田二久次(三重大)
15:15〜16:00 伊勢湾の海況、プランクトンと漁獲量の関係  関口秀夫・羽生和弘(三重大)
16:00〜16:45 総合討論  澤本彰三(東海大)
評議員会: 昼食時に別室にて開催します。
懇親会: 研究集会終了後に次のように懇親会を予定しております。会員皆様の多数のご参集をお待ちしております。
会場: グランシップの1階にあり、日本平ホテルが経営する「カフェテリア燦(さん)」。グランシップから、静岡駅方面や清水駅方面へ出かけるよりも便利です。
会費: 料理3000円と飲み物1000円(飲み放題)の合計4000円。
お支払いは、9月22日(土)に、研究集会会場受付でお願いします。
参加申し込み: 9月13日(木)までに世話人の澤本彰三宛てご一報ください。
FAX 0543-34-9764
E -mail sawamoto@scc.u-tokai.ac.jp