2020年度日本プランクトン学会春季シンポジウム(2)
「プランクトン研究のための光学顕微鏡法」
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「プランクトン研究のための光学顕微鏡」は開催中止となりました。 ご注意ください。 |
主 催 |
日本プランクトン学会 |
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共 催 |
日本海洋学会 |
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開 催 日 |
2020年3月23日(月) 10:00-17:10 |
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場 所 |
東京海洋大学 品川キャンパス 楽水会館 |
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コンビーナー |
奥 修(ミクロワールドサービス)・山口晴生(高知大学)・鈴木紀毅(東北大学) |
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趣旨 |
プランクトン研究において光学顕微鏡は欠かすことのできない機器である。この機器は光学理論通りにセッティングした場合に設計上の性能を発揮するが、プランクトン研究分野では顕微鏡の理論・技術に関する教育を行っている機関はほとんどないのが現状である。顕微鏡技術を講ずることのできる教員も不足している。このため顕微鏡ユーザーは独学を強いられており、性能を十分引き出せていないどころか、しばしば誤ったまま使用している状況にもある。このような現状を打破すべく、本シンポジウムでは光学顕微鏡を使いこなすための知識・技術を中心に紹介する。動植物プランクトンの観察を念頭におき、シンポジウム参加者がすぐにでも使える実践例や自身で工夫して使えそうな技術を数多く取り扱う。顕微鏡メーカーからのアドバイスもいただく。さらに、個人で研究を行うための顕微鏡機材の取りそろえ方についても紹介する。このシンポジウムを契機として、プランクトン研究における顕微鏡教育のあり方や入門テキスト作成についても議論を深めたい。 |
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プログラム |
10:00-10:05 |
趣旨説明 |
奥 修(ミクロワールドサービス) |
10:05-11:00 |
プランクトン検鏡に役立つ知識・技術 |
奥 修(ミクロワールドサービス) |
11:00-11:25 |
光学顕微鏡法を学ぶ前/学んだあと |
山口晴生(高知大学) |
11:25-11:50 |
独学で生物顕微鏡を使えるようになるために |
植松幸希(水産研究・教育機構国際水産資源研究所) |
11:50-13:00 |
昼食休憩 |
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13:00-13:25 |
植物プランクトンは顕微鏡を使ってどこまで種同定可能か |
石井健一郎(SEEDBANK(株)/京都大) |
13:25-13:50 |
水浸対物レンズとフラッシュシステムによる船上イメージング |
辻 彰洋(国立科学博物館) |
13:50-14:15 |
補正環つき対物レンズの効果−放散虫を例に− |
鈴木紀毅(東北大学) |
14:15-14:25 |
休憩 |
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14:25-14:50 |
実体顕微鏡による動物プランクトンの撮影 |
下出信次(横浜国立大学臨海環境センター) |
14:50-15:15 |
沿岸プランクトンのモニタリング−装備の観点から− |
嶋田 宏(北海道立総合研究機構中央水産試験場) |
15:15-15:40 |
簡易顕微鏡を活用した出前授業 |
石丸 隆(東京海洋大学/葛西臨海・環境教育フォーラム) |
15:40-15:50 |
休憩 |
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15:50-16:15 |
よく見かける誤った運用法 |
田中 亨(カールツァイス株式会社) |
16:15-16:40 |
正しくないけど正しい使い方 |
中川雅三(日本総合システム株式会社) |
16:40-17:10 |
総合討論 |
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<自由集会と懇親会のお知らせ>
シンポジウム終了後、同会場において顕微鏡技術実演の自由集会を行います。どなたでも参加できます。また、自由集会終了後に、懇親会を予定しております。参加受付は当日行います。 |
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